
セラミドの効果は種類や濃度も知らなきゃ損!お勧め化粧水ランキングあり♪

美容ライター
まき公開日:2019.09.04
あなたは”しっかり保湿できている”自信がありますか?
そもそも保湿と聞くと思い浮かぶのはどんな成分でしょうか?
「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「プラセンタ」などが思いつくと思いますが、肌に一番必要な保湿成分は”セラミド”です。
私達の肌にも存在するセラミドは、角質層で細胞と細胞の間をつなぐスポンジのような役割を担ってくれいて肌の潤いを保ってくれています。
肌の潤いといっても、なぜ一番必要と言われるほど大切な保湿成分なのか?
それは、セラミドがなくなってしまうと肌の潤いをキープする事も、内側から潤いを作りだす事もできなくなってしまうから…。
みずみずしさのないカサカサの乾燥肌になり、シワが増えて肌トラブルが耐えなくなってしまうのです。
「じゃぁ、体内にたくさんセラミドを増やせば良いのね。ところでその方法は?」というと、自分で作りだせれば良いのですが…年齢をかさねるにつれて各細胞の機能も低下し、難しくなってしまいます。
赤ちゃんの時にはぷるぷるな肌も60歳になると乾燥やシワが増えますよね?これはセラミドの減少が原因。お気付きの方も居ると思いますが、加齢や気候の変化によりセラミドは減少してしまうのです…。
「じゃあもう諦めるしかないじゃん…」と思っている方、まって下さい。そこで「セラミド化粧水」が肌の救世主となります。
体内からセラミドを作りだす事ができなくても、体外から摂取する事で肌の水分は十分に保つ事が可能です!
しかし、「セラミド」と言ってもものすっごい種類のセラミドがあるので”セラミドの中でも、最も保湿力の高いセラミドを選べているかどうか”が重要。どんなセラミドがあるのか・何のセラミドが良いのかも知る必要があるという事ですね。
セラミドの種類・一番保湿効果のあるものは?!
セラミドとひと言で言っても、実は種類があります。その種類とは
- 馬などの脳や脊髄から抽出した天然セラミド
- 酵母から生成されるヒト型セラミド
- 米ぬか油などの植物由来成分から抽出した植物セラミド
- 石油原料から化学合成された合成セラミド
4種類です。
中でも最も保湿効果があるのは…?「ヒト型セラミド」です。
肌のセラミドと同じ化学構造で、肌なじみも良く、保湿効果に優れている上に刺激も少ないというのが特徴。保湿成分として申し分ないです!
しかし、セラミドはもう少しややこしくて…。
ヒト型セラミドの中でも種類がって、配合量も大切になります。
まだ複雑なの?と嫌になっている方も居るかもしれませんが、次が1番大事なポイントですからもう少し詳しく見ていきましょう。
ヒト型セラミドの中にも種類?配合量も大切…?
ひと言でヒト型セラミドと言っても、色々種類があります。
セラミド1,2,3...などセラミドの後に数字で表記されていて、肌に対する役割も違ってきます。
代表的なセラミド3つ、それぞれの特徴を説明していきますので肌にあわせたヒト型セラミドを選んで下さいね。
- 【セラミド1】外の刺激から肌を守ってくれるバリア機能を高めてくれる
- 【セラミド2】は肌の保湿機能をサポートしてくれます。
- 【セラミド3】はシワの軽減と保湿機能をサポートしてくれる
11種類あるヒト型セラミドですが、代表的なのは上記の3つ。
中でも保湿機能を高めてくれるのはセラミド2とセラミド3!
なので、セラミド2やセラミド3が配合されている化粧水を選べば、保湿はばっちりになるわけです。
また、セラミド2と3が配合されていてもその配合量によって効果は違ってきます。
セラミド2、3が高濃度に配合された化粧水を選ぶのが一番いいのですが、配合量までは表記されていませんし、メーカーのコールセンターに聞いても明確な答えを得られないのが現状です。
では、何を基準にしてセラミド2、3配合の化粧水を選べばいいか?というと、化粧品のボトル裏に書かれた成分表記。上から見て何番目にセラミドの名前があるかを基準にしてください。
成分表記は配合量が多い順に記載しなければならないので、全成分と書かれたすぐ横や、比較的上にセラミドが表示されていれば配合量が多いという事になります。
またもう1つの目安として値段も見てみましょう。そもそも、ヒト型セラミドは抽出のコストがかかり他の化粧品とも溶けにくいため「高価な成分」ですから、いくらセラミド2・3配合と書かれていても安い化粧水には配合量が少ないのです。
基準となる価格は3000円以上の物を選べば間違いありません。是非、参考にして下さいね。
次に、説明してきた全ての条件を満たす「セラミド化粧水のお勧めランキング」をご紹介します。
ランキングでご紹介するものは全てトライアルセットなので、上記条件にあった3000円以上ではありませんが、まずはお試しサイズ・価格でセラミドの効果を試してみてはいかがでしょうか?
セラミド化粧水のおススメTOP3はこれ!
引用元:blogupwords.ru
①ディセンシア つつむ セラミド2を高配合!ナノ化によって肌なじみが良い!

乾燥肌や敏感肌の人向けに考えられたディセンシアつつむは、セラミド2をナノ化サイズにして肌の奥へセラミドが浸透するように作られています。
また、特許応用技術であるヴァイタサイクルヴェールによって、ダメージを受けた角質層の代わりになり、肌の生まれ変わりをサポート・肌を外的刺激から守ってくれるバリア機能を高めてくれるのです。
他にも、5種のアミノ酸が配合されているので、セラミド2と共に保湿力を発揮してくれます。
また、デイセンシアを開発しているポーラ研究所独自の成分“エモリエントプール成分”が一度与えた潤いを蒸発させず肌に潤いをキープしてくれます。
②アスタリフト 富士フィルム独自のナノ化技術でセラミドを肌の奥へ!

こちらはセラミド3と6Ⅱが高濃度で配合されていて、しかも富士フィルム独自のナノ化技術でセラミドの肌への浸透力を良くしてくれているのが特徴的です。
せっかくセラミドが高濃度で配合されていても、肌の奥へ浸透してくれなかったら角質層に潤いが行き渡らないですもんね。
また、三種のコラーゲンの配合により、ハリを与えてくれるだけでなく、水分の蒸散を防いでくれる働きもあります。
③エトヴォス バラシングライン 4種類のセラミドを配合して肌なじみ抜群!

三つ目のおススメは、エトヴォスのバラシングラインです。
セラミドが4種類も配合されているので、強力な保湿力を発揮してくれます。
セラミドをナノ化する技術などは応用されていないのですが、水分の蒸発を防ぐ“Pos-Ca(ポスカ)”という成分が配合されています。
ポスカの働きは、隣同士の細胞を密着させて隙間を繋ぐ・水分の蒸発を防いでくれる働きがあります。
また、天然油分で肌を覆い蒸発を防ぐのもエトヴォス・バラシングラインの特徴です。
セラミド化粧水を選ぶ目安をまとめておさらい!
セラミドは種類がたくさんあってややこしかったですよね。
最後にこの記事をまとめたので化粧水選びの参考にして下さい。
- ①セラミドの種類は、肌なじみの良いヒト型セラミドが配合されていること
- ②ヒト型セラミドの中でも保湿力の高い「セラミド2・3」を選ぶ事
- ③セラミドの濃度にも注目!安価なセラミドは濃度が少ない可能性も!
以上が、セラミド化粧水を選ぶ場合の三つのポイントです。
他にも、セラミド以外の保湿成分が配合されているかをチェックしたり、お肌のお悩みに応じたコスメブランドにすれば保湿力+肌トラブルの改善にもなるのでおススメです♪